単行本未収録作品「てなぐさみ」の女の子をスケッチ♪
色のついた絵を描くのは大好きなんです。
特に肩の力を楽にして描きたい時には、水彩がイイ。
細かいことは考えないで、気持ちのいいように、水が拡がるに任せて筆を置く。
ちょっとくらいはみだしてもいいから、指先の快感をを大事にして描く。
でも水彩を描くにも最低限のルールはあるから、薄い色から塗り始めて、濃い色を最後に塗る。
「白」という絵の具は、ハイライトを入れる時以外は使わない。
「白」にしたいところは、紙の白を残しておけばそれでいい。
絵の具の顔料、紙のテクスチャ、水の量、筆先の感触…身体の神経を総動員して目の前の絵を紡ぎだす行程は、CGでは得られない快感で、こればかりは止められない(笑)。
愛用の水彩絵の具は、ウィンザー&ニュートン。
水彩筆はラファエルのコリンスキー筆。
紙はその時の気分次第でいろいろ…(仕事ではセヌリエをよく使う)
このセットさえあれば水彩が魔法のように楽しくなる、とっておきのとっておきです。